妙喜庵(みょうきあん)は京都府乙訓郡大山崎町にある仏教寺院のことで、山号は豊興山。妙喜禅庵とも称します。「妙喜庵」の寺号は、宋の大慧禅師の庵号からつけられたもので、連歌の祖である山崎宗鑑が住んでいたとの説があります。

この庵には、なんと言っても国宝の茶室「待庵(たいあん)」があることにつきます。待庵は、日本最古の茶室建造物であると同時に、千利休が作ったと信じうる唯一の現存している茶室です。

待庵

庵三世、功叔士紡の時、世に天下分け目の天王山の合戦(山崎合戦)がおこりましたが、秀吉は、戦争が終わったあとも天王山に城を築き、本拠として半年間ほど住み、千利休を招いて城下に二畳の茶室を作らせたとしています。功叔和尚は利休の弟子といわれており、秀吉が山崎にて茶会を催した折には利休の手伝いをしていたようです。
茶室はその後解体され、慶長年代(1596~1615)にこの妙喜庵に移されたといわれています。

また他にも、室町時代の文明年間(1469年 – 1487年)に妙心寺の霊雲院書院を模して建てられたとされた書院:明月堂があります。この書院の正面に男山があり、その頂より月が上るのが眺められたため明月堂という名がつけられました。
連歌の祖である明月堂は山崎宗鑑の旧居と伝わりますが、跡地として関大明神社の前が有力でありますがはっきりしていません。なお、今の建物は昭和初期に新築されたものです。

妙喜庵を見学するには

妙喜庵を見学するには、およそ1か月前までに往復はがきによる予約が必要です。見学が許可された場合も、待庵はにじり口からの見学で、内部に立ち入ることはできません。
※2015年6月追記:2015年時点で、妙喜庵内部の写真撮影は禁止となっています。

妙喜庵訪問記はこちら 妙喜庵(待庵)に行ってきました。
所在地 〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町竜光56
分類 お寺・神社
拝観 1ヶ月以上前に往復はがきで複数の日を記載してお申し込み。

ハガキの記載

往信裏:1.住所、2.拝観希望者の名前、3.拝観希望者の電話番号、4.希望日(時間は指定できません)、5.人数(最大10名)
往信表:〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町竜光56 妙喜庵 御中
返信裏:白紙のまま 返信表:拝観希望者の住所、氏名

志納金(一人千円)が必要。申し込み人数は、1グループ10名様まで。高校生以下の方の拝観は拝観できません。

休み 月曜日と水曜日(12月20日以降翌年1月15日くらいまで)
お問合せ先 TEL:075-956-0103
アクセス 電車:JR山崎駅、徒歩約1分。阪急大山崎駅からは、それぞれ5分
車:名神高速道路 「大山崎IC(※京滋バイパス「大山崎JCT」に併設)」より車で20分
(専用駐車場なし)
ホームページ 妙喜庵HP
本・文献

地図
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備考 春、GW、秋は混雑するので予約は少し早めが良いようです。※大山崎町歴史資料館には待庵の原寸大復元模型が展示されています。

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妙喜庵(みょうきあん)待庵 への5件のコメント

  1. ピンバック: 【ウイスキーが】山崎蒸留所【お好きでしょ?】 | よもよも本舗

  2. Annie Teng より:

    待庵は6月の定休日も月曜日と水曜日ですか?

    • yamazakilove より:

      Annie Teng様

      管理人です。
      特に変更はないようで待庵は月・水は拝観できません。
      拝観の予約は事前に往復はがきを送って希望日を伝える必要がありますので、お気をつけください。

  3. マオ より:

    この情報を見て、先日妙喜庵に行ってきました。

    私は、待庵の内部以外は写真が撮れると思っていたのですが、なんと、妙喜庵に一歩入った所に「撮影禁止」と書かれていました。

    聞けば、以前は写真OKだったけど、今は全部ダメですとの事。

    写真が撮れるのと撮れないのとでは、行く目的が違ってきます。

    大切な情報なので、ぜひこのページに書き加えてください。

  4. yamazakilove より:

    マオ様

    サイト管理人です。

    撮影の禁止になった事を把握していませんでした、
    誤解を招いてしまい申し訳ございません。

    また、情報を提供いただき誠にありがとうございます。
    撮影禁止について追記しておきました。
    よろしくお願い致します。

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