「茶聖」とまで称えられた至高の芸術家。千利休の生涯を新たな視点で描いた第140回直木賞を受賞した山本兼一さんの歴史小説『利休にたずねよ』が映画化され、12月7日に全国公開されました。
>>利休にたずねよ公式サイト
>> 利休にたずねよ (PHP文芸文庫)
主役の千利休役に歌舞伎役者の市川海老蔵さん。妻・宗恩を演じるのは、『嫌われ松子の一生』『阪急電車~片道15分の奇跡~』などで数々の映画賞に輝く中谷美紀さんです。
また、三井寺、大徳寺、神護寺、南禅寺、彦根城といった国宝級の建造物での撮影も敢行観光され、利休が実際に使用した「長次郎作 黒樂茶碗 銘 万代屋黒利休所持 万代屋宗安伝来」をはじめとする茶の名器を数多く実際に映画で使われています。
待庵について
千利休は堺出身の商人として有名ですが、天下分け目の戦いである山崎の戦いの後、この山崎で秀吉と共に1年ほど滞在したとされています。その時に建てた茶室「待庵」は現存する唯一の茶室として考えられ、JR山崎駅前の京都府乙訓郡大山崎町にある仏教寺院、妙喜庵(みょうきあん)にて拝観することができます。(※拝観にははがきで事前予約が必要)
また、大山崎町歴史資料館では待庵の原寸大のモデルがあります。
大山崎町歴史資料館
営業時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分迄)
休館日 毎週月曜日(但し祝日の場合は翌日) 祝日の翌日(臨時休館あり)
料金等 大人 200円 小・中学生 無料 大人団体割引あり
撮影で使用した「待庵」セットは堺市役所21F展望ロビーに移築されては来年3月31日までご覧になれます。堺では他にも利休にちなんだ企画を多く催されました。
【場所】堺市役所21F展望ロビー(〒590-0078 大阪府堺市堺区南瓦町3-1)
【時間】9時~21時
【入場料】無料
利休にたすねよ、公開初日に観ました(^O^)
「私がぬかずく相手は、美の前だけです。」
切腹を選ぶまでの美へのこだわりに凄さを
感じました。
妙喜庵に一度行っとかないと(^O^)
こんにちは、yamazakabc様
さすがですね。私はまだ残念ながら見ていないのです。
年末の楽しみに取っておいています。
妙喜庵ははがきを送ってからなので、ちょっと手間なのですが、行く価値はありましたよ。待庵ぜひ見てきてください。