新しくできたJR島本駅前のロータリーに面し、ちょうど桜井駅跡真向かいに島本町立歴史文化資料館があります。館内は遺跡調査で出土した縄文時代から中・近世時代の遺物や、楠木正成と旧麗天館に関連した資料や、島本町における文化財について紹介している展示物等常設されています。
また、常設展にあわせて、時々音楽会や水無瀬神宮所蔵の「水無瀬駒」の特別展示なども開催しています。
島本町立歴史文化資料館はもともとは、昭和16年に、桜井駅跡の記念館として建てられたものです。当時、大阪財界の重鎮であった一瀬粂吉氏が、楠公父子の忠孝に感激し、史跡桜井駅跡の拡張整備事業に尽力し記念館を建設したもので麗天館(れいてんかん)と呼ばれていました。正面玄関には近衛文麿の書で「麗天館」と書かれた扁額が掲げられていました。
戦後になると、小学生や中学生が利用できる、大阪府立青年の家の講堂として開放されていましたが青年の家閉所となり、平成16年大阪府から島本町に譲渡され、島本町立歴史文化資料館として公開されることになりました。
館内はそれほど広くなく、講堂の名残を残したままになっています。出迎えてくれるのは、ご当地ゆるきゃらの菊水の兜をかぶったカン太くんです。
2015年、島本町立歴史文化資料館は国登録有形文化財(建造物)に登録されました。
所在地 | 618-0022 島本町桜井一丁目3番1号(JR島本駅東口を出てすぐ) |
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分類 | 観光スポット・歴史 |
営業時間 | 午前9時30分から午後5時 |
定休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日) 12月29日から1月3日 特別企画展及び企画展の準備期間 |
料金等 | 無料 |
お問合せ先 | TEL:075-961-3411・ファックス075-585-3411 |
アクセス | JR島本駅より東へ徒歩1分 阪急水無瀬駅より西へ徒歩5分 |
ホームページ | 島本町 |
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