アサヒビール大山崎山荘美術館では、この夏の企画展として、6月8日(土)から9月1日(日)まで、「バーナード・リーチのうつわに跳ねる動物たち」を開催します。
企画展ではバーナード・リーチが陶芸家として歩み始めた初期の頃から、晩年にいたるまで、生涯を通じてそのうつわに登場した、ユニークで愛嬌のある動物たちに焦点をあて、約80点を展示します。
初期の秀作《楽焼大皿 兎》(1920年, 京都国立近代美術館蔵)や代表作といえる《スリップウェア グリフィン図大皿》をはじめ、作品をかたちづくる源となった貴重な図案も紹介されます。
また、美術館所有の動物が表された世界各地の古陶磁もあわせて公開される展示会です。バーナード・リーチはイギリス人の陶芸家であり、画家、デザイナーとしても知られる。日本をたびたび訪問し、日本の民芸運動に大きな影響を与えました。アサヒビール美術館には多くの陶芸作品を所有しています。リーチ作品について多くを見ることのできる好企画です。展覧会期間中、第2、第4土曜日 14:00-14:30にはギャラリートークがあり美術館学芸院による解説がおこなわれます(予約不要)
鳥、うさぎ、蛙から空想上の動物グリフィンまで、バーナード・リーチ(1887-1979)の作品にはじつにさまざまないきものが見られます。彫絵、色絵、掻落(かきおとし)など多様な技法でうつわに描かれ、
なかでも動物は多くのバリエーションが生みだされました。
柳宗悦(1889-1961)がリーチの優れた陶工としての顕著な資格のひとつとして、絵が描けるということをあげているように、
早期からたしかな画力を身につけ、秀逸なドローイングやエッチングを残しています。
1911年、日本の地で偶然に体験した楽焼の絵付のおもしろさに心を奪われ、リーチは陶芸家としての道を歩み始めました。
富本憲吉(1886-1963)とともに六世尾形乾山(1851-1923)のもとでやきものの技術を学び、やがてうつわにその画才を存分にふるうことになります。
リーチは自然を深く愛し、周囲の情景を常に観察しスケッチしていた一方で、東西の古作の研究にも熱心に取り組みました。
現実の動物から着想を得たもの、伝統的図柄に学んだもの、それらのうつわに描かれた動物たちは、いずれも生を得たようにいきいきとしたリーチ特有のいきものの姿となり、おおらかで柔和な素地に、のびのびと自由に跳躍しているのです。リーチの手掛けたうつわに登場する、ユニークで愛嬌のある動物たちをご紹介いたします。
(※)引用文・画像アサヒビール大山崎山荘美術館のホームページからの抜粋です。
また、すっかりおなじみとなった美術館で食べられるコラボスイーツとして今回は、リーガロイヤルホテル京都考案の「クール・ドーナツ・コレクション」(4種類のオリジナルスイーツ)が登場します。
メニューは下記4種でそれぞれ冷たいケーキドーナツとのことです。(各500円)
マンゴー&パッションフルーツドーナツ
ラズベリー&ミルクドーナツ
ココナッツ&パインドーナツ
黒糖&きなこドーナツ
美術館本館2階喫茶室にての提供です。
また、この企画店の準備に伴い、6月3日から6月7日までは閉館となります。山荘までの道の緑や池の睡蓮や庭など美術館まわりも見所がいっぱいです。
企画展美術館データ
会 期 2013年6月8日(土)― 9月1日(日)
休 館 月曜(祝日の場合は翌火曜)
開館時間 10:00-17:00(最終入館 16:30)
会 場 アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分
TEL: 075-957-3123(総合案内)
入 館 料 大人900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料
障害者手帳お持ちの方300円 ※( )内は 20名様以上の団体の場合
なお、JR大山崎駅からはトンネルへの入り口付近までシャトルバスが出ていますので、無料で利用できます。山荘まではかなり急な坂道を登る必要があるので、足腰に自信がない場合、バスを利用した方が良いと思います。
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