離宮八幡宮は日本における製油発祥の地であり、日本で唯一の「油の神様」として親しまれています。そこで販売されているのが、この油祖離宮八幡宮 御神油です。中身はエゴマで作った荏胡麻油です。
かつて日本では、油といえば、この荏胡麻(えごま)油が主流でした。油は、主として照明用の灯油として用いられ、灯油の最大の需用は寺社の灯明用でした。江戸時代に菜種油が普及するまでは日本で植物油と言えば、このエゴマ油で、山崎には、大山崎油座という、鎌倉時代から戦国時代にかけて、山崎地域で荏胡麻(えごま)油を、原料の仕入れから製油・販売までを独占して販売し発展していた座がありました。しかし、戦国期の織田信長の楽市・楽座の制によって山崎の油業は衰退していきます。
現在の大山崎の地では、離宮八幡宮所蔵の資料や碑によってでしか確認することができません。
しかし、近年では、人体に不可欠な必須脂肪酸であるオメガ3(α-リノレン酸)を豊富に含んでいることから、健康によい成分を持つことが注目され、製品として作られて再び食品市場に現れています。
また地元大山崎でも、大山崎えごまクラブが活動を開始し、エゴマに関わる文化を現在に活かして大山崎の地域活性化をめざして活動しています。
離宮八幡宮で買えるエゴマ油は特別仕様です。
ここで買える油は、カネダ株式会社様の製品ですが、八幡宮限定として、健康・ダイエット祈願の「御神油(荏胡麻油)」を授与したもので特別仕様です。また袋には、油像が描かれており、エゴマ油の解説がついています。
↓離宮八幡宮境内にいます。
さらに「油断大敵」というユニークなお守りがあるのも油の神様・離宮八幡宮ならでは。
「油を断つと(油がなくなると)、敵から命を狙われる、つまりは生きていけなくなる」といったことを意味し、「何事においても機運を逃さないよう、油断をしてはいけませんよ」との意味があるとのことです。
お買い求めは離宮八幡宮境内、もしくはすてき発見市で購入が可能です。
管理人もオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が豊富な「えごま油」を評判を聞き、えごまライフを開始しています。
花粉やかゆみに悩まされているので、改善を期待しています。
問い合わせ先:油祖 離宮八幡宮 075-956-0215
インターネットでは離宮八幡宮のえごま油は売っていないので、amazonなどから購入すると良いと思います。