山崎観光案内所

  
山崎イタリアンバトルというものがある。非常に狭い地域にイタリアンを主に出すお店が３店もあるということからその名がつけられた。その一画が阪急京都線、大山崎駅前にあるハーミットグリーンカフェである。駅前の名に相応しく、駅から２０秒もかからない。入り口は道路側にあるので駅から続いて入るわけではいかないが、これぞ駅前というらしさ。
  
JR山崎前の雰囲気の良さに、若干負けていた高架下の阪急駅前をおしゃれにし、かつイタリアンバトルを仕掛けた張本人（店）である。町屋を意識した神戸なんかのオシャレカフェと十分に争えるクオリティの高さである。
  
開店直後は店員さんに硬さがみられ、がっかりすることもあった（サンドイッチが生野菜の水切りわすれたのかべちょべちょ、BGMが跳ね系のものでうるさい）が改善されて、今や阪急駅前の顔となった。近くに住んでいる友人が、すぐつぶれるさと言ったので、彼は一度わびた方が良いと思う。今では、観光に来た人だけでなく、地元の人の姿も結構見かける。
  
外装、内装は町屋を生かした和風のたたずまいを残している。白い壁に瓦にかなり大きめの窓。テラス席も完備し、とてもあの阪急山崎駅前とは思えないエレガントさである。内装の予算はかなり、かかったろうなといらん邪推をしつつ感慨にふける。
  
店内は１階のテーブル型の座席と２階のソファ＆座布団席がある。軽く食事したいなら１階で、ゆっくりくつろぐなら２階という感じだ。１階、２階共に天井が高く通路も広い、元の建物の形を活かしていると思われるので、トイレの位置が奥まったりしているのも、チェーン店とは違ってひじょうに好印象。
  

１階

２階

  
カフェ飯とカテゴリーできるような軽食がメインだが、味付けは非常においしい。
ロコモコが好きで良く食べるが、結構なボリュームがある。
  

  
アルコール類も充実、ベルギビールなどを頼んでも粋がった感じもせず、非常に店に
あっている。あともちろんデザート部門も力が入っている。ケーキはどれもおすすめ、大皿でアイス付きででてきます。
  

  
誰かと待ち合わせて、お昼を食べたこともあるし、知り合いと悩みの相談をしたこともある。座って、駅から出る電車を見ながらぼけっとしていたこともあり、いつのまにか生活の中に根付いた店になっていました。
  
窓から駅が見えます。