アサヒビール大山崎山荘美術館では、企画展として「開館25周年記念 夢をめぐる―絵画の名品より」を2021年3月20日(土)から7月4日(日)の期間にて開催します。
アサヒビール大山崎山荘美術館は1996年4月に開館し、今年で25周年を迎えます。
それを記念した本展では、作品をとりまく「夢」に焦点をあて、館蔵品を厳選し公開します。
19世紀後半から20世紀はじめのパリでは、夢を抱いた芸術家が集い、多彩な文化が次々に花開きます。絵画においては、クロード・モネが、光に着目して明るい画面に都市生活を描写しました。パブロ・ピカソは、《肘をつく女》といった「青の時代」の絵画にはじまり、めまぐるしく様式を変化させ、アメデオ・モディリアーニは、対象の奥にひそむ精神性を表出しようと、《少女の肖像》のようにデフォルメされた身体を特徴とする肖像画に到達しました。独自の表現を追いもとめた彼らの夢の精華が、のこされた数々の傑作にあらわれているといえます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための取り組みをされています。
ご確認のうえご訪問ください。
関連イベント
吉川一義氏講演会「モネの《睡蓮》とプルースト」
申し込み受付終了
日 程:2021年4月4日(日)13:00 – 14:30
講 師 吉川 一義 氏 (京都大学名誉教授)
定 員 50名、要申込(先着順)
内 容 展覧会「開館25 周年記念 夢をめぐる ―絵画の名品より」の主要作品である、クロード・モネ《睡蓮》に関連して、記念講演会を開催いたします。講師に作家マルセル・プルースト研究の第一人者であり、長編小説『失われた時を求めて』の翻訳(岩波文庫、全14 巻)を近年完成された仏文学者吉川一義氏(京都大学名誉教授)をお招きし、モネとプルースト、同時代を生きた二人の《睡蓮》にまつわるお話をしていただきます。
会 場 大山崎ふるさとセンター
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光3
阪急大山崎駅から徒歩1分、JR山崎駅から徒歩3分
参加費 無料
ピアノコンサート「印象派の音色」
日 程 2021年5月29日(土)・30日(日) 各日とも①11:30- ②14:30-
会 場 美術館本館
内 容 京都市立芸術大学音楽学部の学生によるピアノコンサート
ドビュッシーをはじめ、印象派音楽家の曲を演奏します(各回約25分)
参加費 無料、ただし美術館入館料は別途必要
協 力 京都市立芸術大学キャリアデザインセンター
参加受付 事前申込不要
カフェ企画
すっかり恒例となりました。楽しみなカフェ企画が今回も行われます。
リーガロイヤルホテル京都様による、本展のために考案した特製オリジナルスイーツを提供します。
ガトー・ヴェール・ヴェール Gâteau Vert Vert
― モネが暮らしたジヴェルニーの邸宅の庭 ―
モネが残した自作のレシピをアレンジし、ほうれん草を使ったスポンジケーキと濃厚な味わいのピスタチオクリームをサンドしました。あざやかな緑色は、緑豊かなジヴェルニーの庭を思わせます。ホワイトチョコレートでコーティングしたヘーゼルナッツの食感とともにお楽しみください。
ガトー・ヴィラ・モンターニュ Gâteau Villa de Montagne
― 山河の雅 大山崎山荘 ―
開館25周年を記念し、大山崎山荘をイメージしたケーキを作りました。オレンジ風味のシロップに漬したココアスポンジとビターチョコレートのクリームを交互にかさね、屋根はいちご風味、扉はトマト風味のビスケットで表しています。ふわふわのケーキとサクサクビスケットのコントラストと合わせてお楽しみください。
提供期間:2021年3月20日(土・祝)- 2021年7月4日(日)
*「夢をめぐる―絵画の名品より」開催期間中
協 力 :リーガロイヤルホテル京都
料 金 :ケーキ単品 各570円 ケーキ・ドリンクセット 各970円 (コーヒー/紅茶いずれかとセット) ※ 税込、美術館入館料は別途必要
企画展詳細
会期:2021年3月20日(土・祝)-2021年7月4日(日)
午前10時~午後5時 ※最終入館は午後4時30分まで
休館日:月曜(ただし、5月3日は開館)
入館料※団体:20名以上
※価格は全て税込表示です。
※団体(20名以上)の受け入れは、当面の間中止いたします。
一般:900円(団体:800円)
高・大学生:500円(団体:400円)
中学生以下:無料
障害者手帳をお持ちの方:300円
問い合わせ先:
アサヒビール大山崎山荘美術館
https://www.asahibeer-oyamazaki.com/