アサヒビール大山崎山荘美術館では2017年12月16日(土)から2018年4月8日(日)まで、濱田庄司の没後40年を記念し、企画展「没後40年 濱田庄司展 ―山本爲三郎コレクションより」を開催します。
同展では 山本家から美術館に寄贈され、開館以来館所蔵品の軸である山本コレクションを中心に、濱田の初期から晩年までの作品約100点をご紹介し、その陶歴をたどります。
関連イベントでは、土井善晴様(料理研究家)に濱田庄司など民藝の先覚者たちについてご講演いただきます。また喫茶室では、「ホテル王」ともよばれた山本爲三郎ゆかりのリーガロイヤルホテルによる特製オリジナルスイーツを会期中限定で提供いたします。
没後40年が経過する現在もなお、濱田の魅力あふれる作品の数々は、私たちを惹きつけてやみません。 濱田は「私の陶器の仕事は、京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と自身の活動を振り返っていますが、本展では、京都市陶磁器試験場時代の貴重な初期の作例や、 英国や沖縄での作陶経験の影響がみられるもの、益子へ移住してから手がけられた作品群はもちろん、山本家のくらしを彩ったうつわまで、特徴ある山本爲三郎コレクションより濱田作品を一挙に公開いたします。
※出展:アサヒビール大山崎山荘美術館
天王山の秋枯れや冬シーズンの大山崎の街並み、変わらぬ美しさの庭園も楽しむ事ができます。
ぜひお越しください。
関連イベント
講演会 「濱田庄司・民藝の先覚者たちに学ぶ」
講師: 土井善晴氏(料理研究家)
日時: ①2018年1月20日(土)14:00-15:30
②2018年3月3日(土)14:00-15:30
※おひとり様①②いずれか1講演のみご参加可
定員: 各50名、要申込(先着順)
会場: 当館展示室2
参加費: 無料、ただし美術館入館料は別途必要
申込方法: 返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)イベント番号と日時
(2)参加者全員分の氏名、以下代表者のみ
(3)住所(4)電話番号(5)FAX番号 をご記入のうえ、「イベント係」まで
FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日1週間前(①1月13日/②2月24日)必着
※電話・メールによる受付不可
ギャラリートーク
展覧会中の第2・第4土曜日はギャラリートークがあります。
各回14:00-14:30
会場: 美術館展示室
内容:学芸員が本展覧会の見どころを解説
参加費: 無料、ただし美術館入館料は別途必要。※事前申込不要
クリスマスウィークスペシャルコンサート
サックス二重奏
日程:2017年12月22日(金)
①10:30- ②12:30 - ③14:30 -
弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)
日程:2017年12月23日(土)
①10:30 - ②12:30 - ③14:30 -
フルート三重奏
日程:2017年12月24日(日)
①10:30 - ②12:30 - ③14:30 -
会 場 当館本館
内容 京都市立芸術大学音楽学部の学生によるコンサート
(各回約25分)
参加費 無料、ただし美術館入館料は別途必要 事前申込不要
協力 京都市立芸術大学キャリアデザインセンター
大山崎山荘+聴竹居―大山崎のモダンライフ探訪ツアー
同時代を生きた大山崎の二大セレブリティ―、実業家・加賀正太郎と建築家・藤井厚二のモダンライフをめぐる、当館学芸員と聴竹居倶楽部メンバーによる建築探訪ツアーです。
日程:2018年 ①1月21日(日)②1月30日(火)③2月4日(日)④2月22日(木)⑤3月8日(木)各回13:00-16:00
③2月4日(日)、 ④2月22日(木)は定員に達しました。
会場: アサヒビール山荘美術館(庭園内非公開施設含む) ~ 徒歩 ~ 聴竹居
参加費:無料、ただし美術館入館料と聴竹居見学料(1000円)は別途必要
定員: 各回20名、要申込(先着順)
参加受付: 返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)イベント番号・日時 (2)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ(3)住所 (4)電話番号 (5)FAX番号
をご記入のうえ、「イベント係」まで FAX:075-957-3126
※申込は1回につき2名様まで
※対象は中学生以上
※往復はがきの場合は、参加希望日2週間前必着
(①1/7 ②1/16 ③1/21 ④2/8 ⑤2/22必着)
※電話・メールによる受付は不可
※定員に達し次第、オフィシャルウェブサイトでお知らせ。
展覧会開催記念企画 濱田庄司作品 特別販売 ―アサヒビールとともに
濱田庄司と山本爲三郎 -二人の出会いからおよそ100年。
展覧会開催を記念し、かつて濱田庄司がアサヒビール社のために制作した作品を本展会期中にかぎり特別販売いたします。
皿や花瓶など貴重な作品をお蔵出しいたします。
カフェ企画
すっかり恒例となりました、楽しいカフェ企画が今回も行われます。
① 紅茶×レモン
薫り高いアールグレイの茶葉を混ぜ込んで焼き上げたスポンジ生地に、アールグレイの風味のクリームを挟みこんで、表面をレモンの甘酸っぱいジャムで仕上げました。
1930年頃の作品《スリップウェア格子文角鉢》をイメージしています。チョコレートでスリップウェアの模様が表現されています。
② チョコレート×オレンジ
オレンジ果皮を生地に入れたガトーショコラの上に、すこし甘いミルクチョコのチョコガナッシュを流し、艶出しのグラサージュショコラで仕上げました。
1930年頃の作品《スリップウェア小皿》をイメージしています。クリームソースでスリップウェアの模様が表現されています。
*スリップウェア
うつわの素地をクリーム状の化粧土(スリップ)で装飾して焼成した陶器(ウェア)のこと。スリップをスポイトなどに仕込み、口から流し出して模様を描く。18~19世紀頃英国で隆盛。渡英した濱田は現地でスリップウェアを研究調査し、その成果は自身の多くの作品に反映されている。
ケーキ単品 各550円 ケーキ・ドリンクセット 各950円
(コーヒー/紅茶いずれかとセット)
※ 税込、美術館入館料は別途必要
協 力: リーガロイヤルホテル京都様
企画展詳細
会期:2017年12月16日(土) – 2018年4月8日(日)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)、
2017年12月25日(月)-2018年1月3日(水)
開館時間:10:00 – 17:00(最終入館 16:30)
会場:アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分
入館料: 一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料、障害者手帳お持ちの方300円
※( )内は 20名様以上の団体の場合
お問い合わせ先: TEL:075-957-3123(総合案内) HP:http://www.asahibeer-oyamazaki.com