島本 史跡巡りコース 約4.7km | |
---|---|
島本町の歴史を味わうことのできるウォーキングコースです。JR山崎駅から離宮の水で著名な水無瀬神宮を経由して、淀川方面へかつて渡しのあった淀川渡し跡と高浜砲台跡地を巡ります。2時間~3時間程度のショートコースとなっています。 |
コースみどころ
関大明神社 関大明神社(せきだいみょうじんじゃ)は、JR大山崎駅から徒歩3分程度、三笑亭の前、ちょうど大阪と京都の境にある神社です。大己貴命、天児屋根命または大智明神を祭神とします。本殿は、正面の彫刻、頭貫木鼻の若葉彫刻などから室町時代中ごろに建てられたといわれており、大阪府指定有形文化財に指定されています。 |
水無瀬神宮 水無瀬神宮では、後鳥羽天皇(ごとばてんのう)・土御門天皇(つちみかどてんのう)・順徳天皇(じゅんとくてんのう)が祭られています。水無瀬神宮には数多くの文化財がありますが、その多くは非公開です。しかし自由に参拝することができます。大阪で唯一環境庁に「名水百選」に選ばれた「離宮の水」が飲める場所があります。 |
高浜砲台跡 高浜薬師堂横に石碑があります。高浜砲台は淀川河川敷の広瀬村界にあり、淀川に臨み、高さ約2.4m、周囲約180mの規模であったとされています。慶応二年(1866)十月淀川の守りとして幕府の命により対岸の楠葉砲台とともに築かれたものです。慶応四年正月、鳥羽伏見の戦いに楠葉まで退いていた旧幕府軍に対し、新政府方に帰順した藤堂藩は砲撃を仕掛けました。両台場に設置されたのは、カノン砲4門であったと考えられてます。現在は淀川改修のため跡碑のみで、ゴルフ場跡地となっています。なお、この時の旧幕軍が打ち込んだ砲弾は島本町歴史文化資料館に残されています。 |