アサヒグループ大山崎山荘美術館は、2024年3月9日(土)から5月12日(日)まで、企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘―大大阪だいおおさか時代を生きた男の情熱」を開催いたします。
 
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2024年は、大山崎山荘を造った加賀正太郎(1888-1954)が66歳で没してから70年にあたります。彼は近世から近代にわたり経済の中心地として発展した船場(現在の大阪市中央区の一角)に生まれ、大大阪時代のただなかで活躍した実業家でした。その業績のひとつに、ニッカウヰスキーの前身である大日本果汁株式会社設立への貢献があげられますが、奇しくも本年はニッカウヰスキー創立から90年を迎える年でもあります。
 
本展では、加賀正太郎の足跡をたどるとともに、彼が後世に残した貴重な財産である大山崎山荘と『蘭花譜』を広く紹介します。『蘭花譜』(1946年発行)とは、加賀正太郎が自ら育てた蘭をモチーフに監修・制作した木版画83点、カラー図版14点、単色写真図版7点の104点で構成される植物図譜です。なかでも木版画の美しい色彩や技法は、美術品としても高い評価を得ています。
 
若き実業家が大山崎の地に咲き誇らせた、蘭と文化の香りに思いをはせるとともに、大大阪と呼ばれた時代のダイナミズムを感じてください。

 

講演会名 :美の追求―大山崎の加賀正太郎

 
※申込み受付開始:2024年2月3日(土) 10:00-
 
日程:2024年3月17日(日) 13:30–15:00
 
講師:久山 敦くやま あつし氏(咲くやこの花館名誉館長)
 
プロフィール
1947年 兵庫県生まれ
1972–73年 イギリスのキュー王立植物園留学(1年間)
1982年–1993年 淡路ファームパーク(兵庫県)の大温室、ロックガーデン、バードケージなどの設計、管理
1988年– 咲くやこの花館(大阪市)の高山植物室、ロックガーデンの設計を行う
1993年– 同館調査役として勤務
2007年– 咲くやこの花館館長就任
2021年– 同館 名誉館長就任
*これまでに世界52ケ国を植物調査
*著書『ヨーロッパ花の旅』(創文社)、『六甲高山植物園』、『ヒマラヤの青いケシ』 (ともに東方出版)他
 
定員:50名、要予約(先着順)
 
内容
イギリスのキュー王立植物園で1年間学んだ経験をもつ久山氏を講師に迎え、実業家・加賀正太郎が114年前にキュー王立植物園で魅せられた蘭、1万株に及ぶ栽培、その色褪せぬ 記録ともいうべき版画集『蘭花譜』につながる「世界」を紹介していただきます。
 
会場:大山崎ふるさとセンター

http://www.town.oyamazaki.kyoto.jp/annai/kikakuzaisei/furusatocenter/oyamazakifurusatocentar/14.html

京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字竜光3
(阪急大山崎駅から徒歩1分、JR山崎駅から徒歩3分)
※美術館が会場ではありません
 
参加費:無料
 
申込方法:館ウェブサイト申込フォームよりお申込みください。
 
https://www.asahigroup-oyamazaki.com/exhibition/rankafu/
※申込み受付開始:2024年2月3日(土) 10:00-
※申込は1回につき2名様まで
※電話・メールによる受付はいたしません
※定員に達し次第、館ウェブサイトでお知らせいたします。
 

山荘で嗜むウイスキーの夕べ

 
日程:2024年4月6日(土)、7日(日) 各日 17:30–20:00
・集合 17:30 JR山崎駅または阪急大山崎駅
(送迎車で当館までご案内します。お申込み時にどちらかの駅をお選びください)
・解散 20:00 当館からJR山崎駅または阪急大山崎駅まで送迎車でお送りします

 
対象
※飲酒を伴うイベントのため、20歳未満の方、当日車両を運転される方はご参加をご遠慮ください
※妊娠中、授乳中の方はご参加をご遠慮ください                                             
 
定員:各15名(要予約)※定員になり次第受付終了
 
内容
閉館後の美術館本館(大山崎山荘)内で行うナイトツアーです。
イベント参加者だけを対象としたギャラリートークの後、2階喫茶室でウイスキーアンバサダーによる、ニッカウヰスキーの魅力をお伝えする試飲会をお楽しみください。特別なお酒をご用意し、お待ちしております。山荘のテラスから眼下に広がる夜景も、特別な夜を演出してくれることでしょう。

 
会場
アサヒグループ大山崎山荘美術館
 
参加費:7,000円(入館料、イベント参加料、記念品、駅までの往復送迎を含む)
 
申込方法
館ウェブサイト申込フォームよりお申込みください。

https://form.run/@oyamazaki-rankafuevent-2

※お申込み受付開始:2024年2月3日(土) 10:00-
※お申込みは1回につき2名様まで
※飲酒を伴うイベントのため、20歳未満の方、当日車両を運転される方はご参加をご遠慮ください
※妊娠中、授乳中の方はご参加をご遠慮ください                                             
 

蘭の展示即売会

日程:2024年3月22日(金)、23日(土)、24日(日) 各日 10:00–17:00
 
内容:京都市西京区にあり、JOGA(日本洋蘭農業組合)に所属する高橋園芸が、蘭の即売会を行います。
 
会場:美術館庭園内レストハウス
事前申し込み不要
 

関連商品販売

 
・『 蘭花譜 』 書籍を発行:展覧会開催にあわせ、『 蘭花譜 』 書籍を発行します(株式会社 青幻舎発行)
・オリジナルグッズ発売:株式会社 East 制作による 『 蘭花譜 』 オリジナルグッズを販売します。
 

カフェ企画 特製スイーツ

 
会期中、当館喫茶室で展覧会イメージに合わせた、リーガロイヤルホテル京都による特製オリジナルスイーツを提供いたします。テラスからの眺望も魅力です。
 
カトレヤ
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『蘭花譜』にちなみ、大輪のカトレヤの花を思わせる、華やかなケーキを作りました。苺風味のスポンジ生地にラズベリーのジャムをサンドして、さらにラズベリーバタークリームを塗ってジャムでコーティング。仕上げのレモンピールが、さわやかなアクセントをそえています。目も舌もご満足いただけることでしょう。
 
マダム・チヨコ

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「高津小町」と謳うたわれた加賀正太郎夫人・千代子の名前をつけました。生地にはマジパンとバターとビターなチョコレートを使い、くるみとオレンジを練り込んでしっとりとした焼きあがりに。あんずジャムをサンドして、表面はグラサージュショコラで仕上げました。ウイスキーとも相性抜群です。
 
提供期間:展覧会会期中
 
協力:リーガロイヤルホテル京都
 
スイーツ・ドリンクセット 100円引き
(ドリンクは喫茶室メニューの中からおひとつお選びください)
※期間限定で、ハイボールがメニューに加わります
※ 税込、美術館入館料は別途必要
 

企画展詳細

 
会期:2024年3月9日(土)-5月12日(日)

休館日:2024年3月11日、4月8日、4月15日、4月22日(月)4月30日、5月7日(火)

主催:アサヒグループ大山崎山荘美術館
 
入館料:
一般1,100円(1,000円)
高大生500円(400円)
中学生以下無料
障害者手帳をお持ちの方300円
※( )内は 20名以上の団体の場合
※価格は全て税込表示です
 
後援:
京都府、大山崎町、大山崎町教育委員会、NHK京都放送局、京都新聞、エフエム京都
 
展示構成
・加賀正太郎と大山崎山荘
・大山崎山荘を訪れた人々
・大山崎山荘の肖像
・加賀正太郎の挑戦
・~百花繚’蘭’~『蘭花譜』の世界
・ニッカウヰスキー90周年記念コーナー
 


加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘 ―大大阪時代を生きた男の情熱 2024年3月9日(土)から5月12日(日) への2件のコメント

  1. 鈴木典子 より:

    4月16日(火)の午前に伺うつもりです。特別展開催中とのことですが、常設展のモネの睡蓮はみられますか?

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