平成27年3月13日(金)に開催された国の文化審議会文化財分科会において、島本町立歴史文化資料館が国登録有形文化財として登録するよう、文部科学大臣に答申が行われました。
資料館が地域の歴史を象徴する風格のある会堂建築として、登録基準(一)「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に該当するものとして評価され、官報告示を経て、正式に登録される予定となりました。
島本町立歴史文化資料館では、これを記念した企画展「国登録有形文化財答申記念」を4月15日から5月17日の期間で開催します。
また、4月25日には、大阪市立大学客員教授の植松 清志さんの講演会も開催されます。
登録文化財とは
歴史上、芸術上、学術上価値の高いものを総称して「文化財」と呼び、建造物、絵画、彫刻、書籍等の有形のものが「有形文化財」とされます。
文化財のもつ価値から、保存及び活用の措置が特に必要とされる建造物が、国の「登録有形文化財(建造物)」として登録されます。
なお、登録文化財には、登録有形文化財(建造物)のほか、登録有形文化財(美術工芸品)、登録有形民俗文化財、登録記念物があります。
島本町立歴史文化資料館について
島本町立歴史文化資料館は、遺跡調査で出土した縄文時代から中・近世時代の遺物や、楠木正成と旧麗天館に関連した資料や、島本町における文化財について紹介している展示物等常設されています。
場所や、開館日時など詳しくは島本町立歴史文化資料館へどうぞ