アサヒビール大山崎山荘美術館は、2017年9月16日(土)から12月10日(日)の期間で企画展「有元利夫展 -物語をつむぐ」を開催します。

 

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大規模修繕工事のため2017年5月から休館していた美術館ですが、装いを新たに再開館。
今回の企画展では、38歳という若さで亡くなった「有元利夫」さんの絵画・版画など約50作品を展示します。
 

有元利夫(1946-1985)は、1978年に具象洋画の新人登竜門であった安井賞展において、《花降る日》でこの年のみの特別賞となった安井賞選考委員会賞を受賞。さらに81年の同展で大賞である安井賞を受賞し、将来に大きな弾みをつけました。しかしながらその4年後、この世を去ります。1975年の初個展開催からわずか10年の画業。38歳という芸術家としての大輪の花を開かせる途上のことでした。しかし、その独特の存在感あふれる絵画・版画などの作品は、多くの人に愛され、没後30年を経た現在、ますますその評価を高めています。
アサヒビール大山崎山荘美術館より

 
関西では10年ぶりとなる有元利夫さんの作品と新しく整えられた秋の山荘美術館をお楽しみ下さい。
 

関連企画

 
講演会
「有元利夫 -物語をつむぐ 作品とその周辺」

 
日 程 2017年10月1日(日) 14:00 – 15:30
講 師 有元容子氏(日本画家)
会 場 当館展示室2
参加費 無料、ただし美術館入館料は別途必要
定 員 50名、要申込(先着順)
参加受付 返信可能なFAXまたは往復はがきで
(1)参加者全員分の氏名
以下、代表者のみ
(2)住所 (3)電話番号(4)FAX番号
をご記入のうえ、「イベント係」まで
FAX:075-957-3126
※定員に達しているので受付終了。

 

ギャラリートーク

 
日時:本展覧会中の第2、第4土曜日(ただし12月9日を除く) 14:00 – 14:30
会場:美術館展示室
内容:学芸員が本展覧会の見どころを解説いたします
参加費:無料、ただし美術館入館料は別途必要※事前申込不要
 

カフェ企画

 
お楽しみのカフェ企画です。今回もリーガロイヤルホテル京都様がこの展覧会のために考案したスイーツを提供されます。
有元利夫氏が敬慕したイタリア初期ルネサンスの画家ピエロ・デッラ・フランチェスカ(1412-1492)にちなみ、イタリア菓子に想を得て有元氏の作品世界を表した特製オリジナルスイーツです。
 
花降る日
南イタリア原産のリコッタチーズは、低脂肪でさっぱりとした甘味が特徴のヘルシーなフレッシュチーズです。このリコッタチーズをたっぷり使ったチーズケーキに、赤ワインで漬け込んだレーズンを混ぜ込んで焼きあげました。表面のカリカリのクッキーがアクセントです。
白いチョコレートは、1977年の作品《花降る日》の画面に舞う花びらを表現しています。
※ アルコールを含みます。
 
花降る日
 
7つの音
 
コーヒー風味の焼き菓子に少し苦めのコーヒーのシロップを染み込ませて、バターの風味豊かなクリームで挟みました。北イタリア生まれのデザート、ティラミス風の仕上げです。
ピンクのチョコレートは、1984年の作品《7つの音》に登場する7つの玉を表現しています。
 
7つの音
 
ケーキ単品 各550円
ケーキ・ドリンクセット 各950円
(コーヒー/紅茶いずれかとセット)
※ 税込、美術館入館料は別途必要
 

企画展詳細

 
期間:2017年9月16日(土)〜12月10日(日)
※ 会期中展示替えがあります。
休館:月曜(ただし9/18、10/9、11/20、27、12/4は開館)
振替休館日は9/19 (火)、10/10 (火)

開館時間:10:00 – 17:00(最終入館 16:30)
 
住所:アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
JR山崎駅または阪急大山崎駅より徒歩約10分
 
入 館 料 :一般900円(800円)、高大生500円(400円)、中学生以下無料
障害者手帳お持ちの方300円 ※( )内は 20名様以上の団体の場合
 
お問い合わせ先:TEL:075-957-3123(総合案内)


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