関大明神社(せきだいみょうじんじゃ)は、JR大山崎駅から徒歩3分程度、三笑亭の前、ちょうど大阪と京都の境にある神社です。大己貴命、天児屋根命または大智明神を祭神とします。

道を抜けるとぽんと目の前に現れますので、アクセスが良すぎて逆に見落としかねない場所にあります。日頃誰も管理しておらず見るのは無料です。

本殿の創建日は不詳ですが、本殿は、正面の彫刻、頭貫木鼻の若葉彫刻などから室町時代中ごろに建てられたといわれており、大阪府指定有形文化財に指定されています。また隣には神輿庫があり、宝暦三年(1753年)に酒解神社三基の神輿のうち一基を新調し譲り受けて保管されています。

この土地は古くは交通の要衝として関所「山崎関」が設置されており、非常のときは警固の兵が守りについたそうです。この関が関大明神社の名前の由来となっています。また、平安時代に関所が廃止された後は「関戸院」として貴族や官人の宿泊施設に使われたといいます。治安三年(1023)関白藤原道長が高野山と四天王寺参詣の帰途に立ち寄ったことが古い記録にあります。他にも平家落ちの途中、安徳天皇の御輿を据え、京都還幸を祈ったとされています。

また直ぐ隣には「従是東山城国」の石標があり、大阪府と京都府の境界を示す標識が経っています。下を流れる小川がその国境線というところですね。

この地は西国街道の宿場町で、今も路の途中に古い建物が散見されます。ちょうどサントリー蒸留所の行き道にありますので、立ち寄るのも良いかと思います。

JR京都線山崎駅徒歩2分
阪急京都線大山崎駅徒歩6分


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